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パパママコラム ときどきケンムン

 2024年03月27日

子どもの発育のプロが勢揃いで安心!奄美市3歳児健診の様子をレポート

「初めての子育てでちゃんと子どもが成長しているのか心配……。」
「奄美市に引っ越してきたばかりでつながりがなく、ちょっと心細い……。」

子育てしていると「不安」や「孤独」はどうしてもついてきますよね。

私は現在第一子妊娠中で4月末に出産予定ですが、妊娠中の不安もたくさんありますし、実際子どもが産まれたら子育てにどんなことが必要になってくるのだろう?と気になっています。

そこで、今回奄美市で行っている乳幼児健診について調べてみました。

乳幼児健診は、保健師や助産師、医師や看護師、歯科衛生士などあらゆる専門家が子どもの発育や子育ての悩みについて検査、相談に乗ってくれます。

今回はその中でも、3歳児健診について詳しくご紹介していきます。実際に行った様子をレポートしますので、これから3歳児健診が控えているという方はぜひ参考にされてくださいね。

初めての子育てでも安心のサポート!奄美市乳幼児健診

今回の3歳児健診以外にも、奄美市ではお子さんの健やかな発育・発達を願い、下記のとおり健康診査を実施しています。対象年齢になるとご自宅に通知がきますので、ぜひ受診されてくださいね。

【奄美市で実施している健診等はこちら】
・妊婦健診:妊婦対象
・新生児聴覚検査:新生児対象(必要時生後6ヶ月まで)
・4か月児健康診査
・7か月児健康相談
・9か月から11か月児健診
・1歳6か月児健康診査
・フッ素塗布:2歳、2歳6か月、3歳の幼児対象

健診の目的や内容についての詳しい情報は下記のリンクからご確認いただけます。

奄美市公式HP(母子健診及び母子相談・訪問等)https://www.city.amami.lg.jp/kenko/machi/kenko/boshi.html

子ども同士が仲良くなる機会にも◎3歳児健診の目的や内容

奄美市の3歳児健診は生後3歳5か月の幼児を対象に、【奄美市保健センター】でおよそ月に1回のペースで実施されています。

健診の目的は「心身の発達状態を診査し、併せて生活習慣・むし歯予防、その他育児に関する相談を行うこと」。

パパママにとっては「ウチの子はちゃんと育っているのかな?」「この歯磨きの仕方や食事で問題ないかな?」といった不安や悩みを直接子どもの発育に関するプロに相談できるいい機会になっています。

また保育園や幼稚園に行き始め、お子さん同士の交流も増える3歳。「3歳児健診がきっかけで新しいお友達と出会えた!」なんてこともあるようです。

今回訪れたのは、令和5年1月25日(木)の回。多いときは30組の親子が参加するようですが、今回は22組の親子の参加となりました。

必要な持ち物は「母子健康手帳」と市から郵送された「3歳児健康診査問診票」の2つになります。万が一忘れた場合でも対応できるので、その場合は会場のスタッフの方に相談されてください。

【場所:奄美市保健センター】
住所:〒894-0024 鹿児島県奄美市名瀬井根町1-2(MAP
電話番号:0997-52-0566

※満車の場合には、奄美市役所にご駐車お願いします(会場から徒歩5分)。

わいわいにぎやか!実際の3歳児健診の様子をお届け

健診会場の入口)

当日は12時半〜13時が受付時間でしたが、12時半ごろから続々と親子連れが到着してきました。中には緊張気味で入って来られる方もいますが、入口から受付まで、子どもと接することに慣れているスタッフがたくさんいるので、親子共に自然と笑顔になっていっている様子でした。

受付で歯ブラシのプレゼントをもらった後は、パパママと遊びながら名前が呼ばれるまで待ちます。3歳児健診で実施する項目は以下の写真の通り。

全員の受付が終わった頃に、保健師、歯科衛生士さんから3歳のお子さんを持つ保護者に向けて、それぞれの観点でアドバイスがありました。下記に簡単にまとめますので、ぜひ参考にされてくださいね。

【保健師】
・3歳は運動機能が発達してきて、外遊びが活発になる時期。ケガや事故には十分注意しましょう。
・自立心が芽生えるものの、まだまだひとりでできないことも多いです。パパママが適切なサポートをしてあげましょう。

【歯科衛生士】
・奥歯まで20本生えそろい、弾力のあるものを食べられるようになります。むし歯になりやすい時期なので、仕上げ磨きをしっかりとしてあげましょう。
・鏡を持たせて自分で磨く練習をさせるのもおすすめです。
・乳歯の前歯は6,7歳まで、奥歯は10〜12歳まで使う歯になるので、大切にしましょう。

健診内容もいくつかありますが、視力検査と耳の検査は、事前に自宅で行っていただくこととなっています。もし自宅でできなかった場合は、当日看護師の方が行ってくれますのでご安心ください。

また尿検査は当日会場で行いますが、会場で採尿が難しそうな場合には、ご自宅で行う用の尿パックをお渡しすることも可能です。「尿検査できるかちょっと心配……。」という方は、ぜひ事前に奄美市の健康増進課までご連絡されてくださいね。

奄美市健康増進課 直通電話:0997-52-1119

3歳にもなると自我が育ってきて、待っている途中はにこやかに遊んでいても着替えや診察の時間になると、ぐずってしまう子も。それでも、子どもと接することに慣れているスタッフがテキパキかつにこやかに対応し、どの項目でもスムーズに健診が進んでいました。

日頃の心配や悩みを相談できて安心しました!参加者の声

実際に3歳児健診に参加していた方にお声がけをして、今回の感想を伺ってみました。

「来る前はとても緊張していて、特に子どもの成長具合が心配でした。でも順調だと分かって、安心しました。また最近はイヤイヤ期に悩まされていたのですが、自我の芽生えという正常な発育のしるしと知れて良かったです。普段の子育て中のちょっとした愚痴も聞いてもらえて、とても気が楽になりました。」

3歳と1歳半のお子さん連れのママで、この次の日は1歳半のお子さんの健診予定でしたが、今回の健診でとても安心できたようで、明日の健診も楽しみです、と笑顔で帰っていかれたのがとても印象的でした。

子どもも親も安心のサポート体制。ぜひ3歳児健診を楽しみに

今回3歳児健診に初めて訪れましたが、一番の印象は「大人も子どもも楽しそう」でした。

健診と聞くと、義務的に感じますが、奄美市の乳幼児健診には自分自身の子育てを経験したり、普段から子どもの発育を専門的にサポートしたり、子どもに関してのプロが勢揃いなので、日頃子育てでちょっと疲れを感じているパパママにとって息抜きの場にもなりますよ。

また奄美市役所2階、健康増進課の窓口にある「子育て世代包括支援センターはぐくみ」では、妊娠、出産、子育て、女性の健康に関する全般的なお悩みに対して、保健師、助産師さんが、定期健診の時期に関係なく、いつでも相談に乗ってくれます。

親しみやすいスタッフが真摯に応えてくれるので、一人で抱え込まず、ちょっとした悩み事や困り事でも頼ってみてください。

他にも奄美市には1時間単位で子どもを預かってくれる「ファミリーサポート」や地域で妊婦や子育て中の母親を支える「はぐくみ・育ち見守り隊(愛称・黒うさぎおばちゃん)」などの制度もあります。

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奄美市では、パパママが自分たちのペースで子育てが楽しめるよう、さまざまなサポート体制を整えていますので、ぜひ存分に活用してくださいね。

 

基本情報

★奄美市健康増進課 子育て世代包括支援センター
【所在地】奄美市名瀬幸町25番8号 奄美市役所2階
【開庁時間】平日午前8時30分~午後5時
【TEL】0997-52-1119(直通)

健康増進課インスタグラム @amami46222

奄美市役所子育て支援包括センターについて
奄美市の母子健診・乳幼児健診等について
令和5年度 奄美市乳幼児健康診査一覧表 

★住用支所 市民福祉課
【所在地】住用町西仲間111
【TEL】0997-69-2111(代表)

★笠利支所 いきいき健康課
【所在地】笠利町中金久45
【TEL】0997-63-2299(代表)

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有村奈津美

奄美市生まれ育ちのしまんちゅライター。奄美・京都・函館の多拠点生活を経て、2024年1月から奄美に定住し、4月に第一子出産予定のプレママ。外からと内からの両方の目線で島での子育ての魅力やリアルをお届けします。

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