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【子育て支援パスポート体験レポ】奄美の海を見て触れて楽しもう♪奄美海洋展示館

執筆:井田 陽平(まーじんパパライター)

 

青く透き通った海と、美しい夕日で人気の大浜海浜公園。その中にある、奄美海洋展示館を取材してきました。

私は小学4年生を筆頭に3人の子育て中パパです。これまでも奄美海洋展示館へは何度も遊びに行っています。

海洋生物に出会え、ウミガメにエサやり体験までできる!Ⅰターンの私にとっては、いつ来ても新鮮な感動を味わえる場所です。

特に、雨の日のお出かけスポットとしてオススメですよ。ショッピングモールや室内遊園地などの施設がない奄美では、雨の日に子どもを連れて行くところがない、というのはよく聞く悩みです。でもここなら、お弁当を持ってきて半日くらいは十分に楽しめます。

奄美海洋展示館は、「奄美市子育て支援パスポート」の協賛店舗になっています。パスポートを使えば、さらにお得に楽しむことができますので、ご紹介します。

 

 

奄美海洋展示館って、どんな施設?

奄美海洋展示館は、ウミガメのエサやり体験や大小の水槽もありますが、ただ海洋生物に出会える、というだけの水族館ではありません。

大切にしているのは、南の小さな島・奄美の太古から続く海と命、人との関わり、自然の営みをわかりやすく紹介していること。

奄美の海に住む生き物たちと出会い、触れるだけでなく、ダイナミックな映像で奄美の海の豊かさを実感できたり、貝殻や海藻、砂を使ったオリジナル作品を作ることもできます。

 

とっても便利なアクセス

 

 

奄美海洋展示館は、大浜海浜公園内にあります。

大浜海浜公園は、青い海と白い砂浜、東シナ海に沈む美しい夕日で人気のスポットです。ステージのある広々とした広場もあり、休日や祝日には、音楽フェスやダンスコンテスト、フリーマーケットなどの各種イベントも盛んに行われています。

大浜海浜公園の場所は、奄美の中心である名瀬中心市街地から大和村方面に向かって車で20分ほど。バスであれば、しまバスの今里行き、最寄りバス停は「大浜入口」です。そこから15分ほど歩くことになります。

坂道が続いていますので、徒歩で行くのは少し大変ですが、小学生以上のお子さんなら海を見ながら一緒に歩くのもワクワクしそうですね。

夏休みには、「大浜海浜公園」行きのバスが運行していますのでぜひご利用ください。

奄美海洋展示館ホームページのアクセス案内が分かりやすいので、リンクを貼っておきますね。
奄美市大浜海浜公園アクセス

「奄美エコラマ」で、美しい奄美の海を実感しよう!!

 

小さいながらも、楽しめるポイント満載の奄美海洋展示館。

今日も子どもを連れて訪れてみました。さあ、奄美の海の探索スタートです!

 

まずは受付。

 

奄美市の発行する「子育て支援パスポート」を示すと、割引料金で入館することができます。

◎入場料割引(奄美群島の市町村在住者に限ります)

 大人500円→300円、小中学生300円→100円、幼児(4歳以上)100円→無料

パスポートは、市役所の福祉政策課に申請すれば簡単に取得することができます。

※子育て支援パスポートの詳細と登録の方法はこちらからご確認ください。
「地域ぐるみで子育てを応援するサポートシステム『かごしま子育て支援パスポート』」

 

さあいよいよ奄美の海へ、探検の始まりです!!

入館してまず目に飛び込んでくるのが、この大水槽。水深5m、水量約150tあります。奄美になじみの深い魚たちやウミガメが泳ぎ、奄美の代表的な海中の地形を模したつくりになっています。

この大水槽は2階まで続いており、浜辺の様子が再現されています。

その2階で、メインイベントのひとつ、ウミガメのエサやり体験ができます!!

飼育員の方にエサのレタスをもらって、寄ってくるカメさんたちの鼻先にレタスを落としてあげましょう。直接口元に運ぶのは、かまれてケガをする危険性がありますのでしないようにお願いします。

ウミガメのほかに、おこぼれをもらおうと小さな魚たちもたくさん寄ってきてカワイイですよ。

どんな生き物が住んでいるの?奄美の海のお勉強【1階展示】

1階では、奄美で採取された貝殻や、サンゴ礁にすむ生物たちを見ることができます。

サンゴ礁やサンゴの生態についても、パネルで学ぶことができます。他ではなかなか見ることのできない、めずらしい標本もありますよ。

 

小さなお子さん用に、踏み台を用意してくれているのがうれしいですね。不思議な生き物たちを、顔を近づけてじっくり観察できます。

 

さらにさらに、奄美の海の貝殻や砂などを使って、オリジナル作品が作れるコーナーも。貝殻選びやデザインを考えたりと、子どもたちはけっこう夢中になって取り組みます!!

(予約不要ですが、有料。また受付終了時間もありますので同館にご確認ください)

シマッチュと海とのかかわりを知ろう【2階展示】

 

 

2階では、海辺の動植物や、奄美の人々がサンゴ礁の海とどのように暮らしてきたのか、漁の様子や道具などが展示されています。タッチパネルの音声案内もあって、とても分かりやすいですよ。

映像体験ホールでは、オリジナル映像「奄美の海の贈り物」が上映されます。奄美の海の美しさや雄大な自然に改めて感動します。

 

ママさんたち御用達の『うみがめCafe』(※閉店しました)

 

同じ大浜海洋公園の敷地内、奄美海洋展示館を出て徒歩2分のところにあるのが「うみがめCafe」。ママさんたち御用達のランチスポットになっているようです。営業時間は11:00~17:00、毎週水曜が定休日です。

名物メニューは、うみがめの形をしたパンがかわいい、オリジナル商品「うみがめバーガー」!! その他にも「黒毛和牛ロコモコ」や「キッズプレート」など、メニュー豊富。晴れた日には気持ちのいいテラスに座り、海を眺めながらのランチ&ティータイムなんて最高ですね。

 

降っても晴れても、奄美海洋展示館は楽しめます!!

 

展示スペースのほかに、奄美海洋展示館内には子ども用ブロックやマットなどで遊べるスペースもありますので、動き回りたい盛りのお子さんも、雨でも大丈夫。晴れていれば、外の広場をのびのび走り回ることもできます。

市内中心部からそれほど離れた場所ではないにも関わらず、思いっきり観光気分を味わうことができるのでオススメです。

「子育て支援パスポート」を持って、一度とはいわず何度でもご利用されてみてはいかがでしょうか。

 

【奄美海洋展示館 基本情報】

開館:午前9時30分~午後6時(最終入館時間:午後5時30分)
場所:奄美市名瀬小宿大浜701-1
電話:0997-55-6000
内容:親子ふれあい遊び
料金:子育て支援パスポート提示で入場料割引(奄美群島の市町村在住者に限ります)
   大人500円→300円、小中学生300円→100円、幼児(4歳以上)100円→無料

ホームページ:https://www.ohama.marutani-amami.com/


(2024年1月更新)

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井田 陽平

千葉からiターンで奄美に移住して、早7年。小学生の娘と3つ離れた年子の息子2人を毎日楽しく子育て中。移住時は子供が就学前だったので、子育てサークルにはほぼ欠かさず参加。パパの参加率は高くないので、ちょっと目立っていたかも(笑)パパライターさんは少ないようなので、張り切って楽しく役に立つ記事をお届けします!!

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