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「しまバス」に乗ろう!親子で休日に「しまバス」でお出かけしてきました

執筆:nanarl(まーじんママライター)

島内でよく見かける「しまバス」。皆さん、利用したことはありますか?

奄美大島は車での移動がメインとなっている方が多いため、なかなか利用する機会がないかもしれません。

移住者の私もいつもは車移動ばかりで「しまバス」は初体験。

今回、親子で初めて乗ってみた体験談を交えて、地元の方にも観光でこられた方にもオススメの「しまバス」についてご紹介します。

 

まずは「しまバス」について知ろう!

しまバスは、奄美空港から各地区への移動や、島民の足として市や町を繋いでいます。通常のバスとしての運行のほか、役場からの依頼を受けてスクールバスとして小中学校の登下校にも利用されています。

 

カラフルなラッピングバス

皆さんは島内でカラフルな装飾が施されたバスを見かけたことはありませんか?

しまバスでは島民の皆さんに親しんでもらうため、現在10台程のラッピングバスを運行しています。(※2020年3月時点)

子どもが自分たちの顔を書いたものや、飛行機のイラストに好きな色を塗ったもの、大島紬の柄など様々なラッピングバスがあります。

どんな絵が描かれているのかな~?と見ているだけでワクワクしてきますね。

 

エリアに合わせたバスのサイズ

現在、しまバスでは大型、中型、小型、そしてワゴン車によるミニバスの4種類でバスを運行しています。

島内では道が細くて大型バスだと入れなかったり、利用者の人数が限られている場所などもあるため、エリアに応じてバスのサイズを変えているそうです。

 

奄美市役所前のかわいいバス待合スペース

奄美に移住してきたばかりの私たち親子ですが、まだ行ったことのない県立奄美図書館にしまバスで行ってみることにしました。

私たち親子のしまバス体験は、奄美市役所前にあるバスの待合スペースから始まります。

案内板には、かわいいイラストと奄美市公式キャラクターのコクトくんとロビンちゃんが描かれていてほのぼのとした雰囲気です。

奄美地域の交通案内やバス停周辺の地図、奄美の観光スポットの写真も掲載されているので、観光客の方が利用するのにも便利ですね。

ひさしがあるので雨が降っても濡れずにバスを待つことができます。

なお、県立奄美図書館へ行くバスは、時間によっては異なるバス停から発車することもあるので、ご乗車の際は運行スケジュールを確認してください。

 

木製のバス停がかわいい!

私たちが利用した時間は、県立奄美図書館へ行くバスが違うバス停から出発していたので、中心商店街のバス停に移動してきました。

ここはバス停標識が木製なのです!とってもかわいらしいですね。

初めて見る木製のバス停に興味津々の息子。台風で壊れたりしないのかな?と心配していました。

島内でも木製のバス停標識があるところは限られているようですが、探してみるのも面白いかもしれませんね。

 

初のしまバスに乗車

バス停で待っていると、目的地に行くしまバスが到着しました。かわいいラッピングバスで、親子共々テンションが上がります!

ルートや時間によっては通常のバスが走りますので、ラッピングバスに乗りたい方はあらかじめ調べておくのが良いですね。

 

整理券を取って後方から乗車します

今回乗車したバスは中型のバス。後方のドアから乗車します。しまバスは運賃が後払い制なので、どこのバス停から乗車したか分かるように整理券を取ります。

私たち親子は6番のバス停から乗車しました。

「どこの座席に座ろうかな、どっちに座ろうかな」そんなお楽しみもありますよね。この座席の近さもバスならでは。

今回の運賃は大人120円で、小児運賃(小学生)は大人の半額となるので60円です。ICカードやキャッシュレス決済には対応していません。両替もできますが、なるべく小銭を用意して乗車するとスムーズですね。

 

車を運転していると気付かない景色も楽しめます

車を運転していると周りの景色を見る余裕がありませんが、しまバスなら親子揃って同じ景色を楽しむことができます。普段は気付かないお店や建物も見つけられますよ。

私たち親子にとっては初めて見るものも多く、様々な発見がありました。

小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は、車だとチャイルドシートを嫌がることもありませんか?

バスだと抱っこをしたまま乗ることができるので、チャイルドシートと格闘するストレスから解放されそうですね。

 

目的地に到着!お金を払って前方から降車します

まもなく目的地である県立奄美図書館に到着です。子どもは真っ先に降車ボタンを押したがりますが、運よく最初に押せたようです。

降車ボタンを押すドキドキを味わえるのも、バスならではの楽しみの一つですね。

普段は車移動や徒歩移動が多い方にとっては、バスに乗るだけでもちょっとしたレジャー気分が味わえそうです。

ぴったりの金額が無い場合には両替が必要です

運転手さんの横の運賃箱に料金を払います。両替の必要がある場合には、両替投入口で両替してから運賃箱に入れます。

楽しかったしまバス乗車もこれで終わり。運転手さんに「ありがとうございました」とお礼を言って前方のドアからバスを降りました。

 

しまバスでのお出かけオススメです

県立奄美図書館の前に到着しました!
奄美市役所からだとわりとすぐでしたが、親子共々初めてのしまバスを満喫することができました!

乗り方や料金の支払い方に不安がありましたが、初めてでもスムーズに利用することができました。

車を運転していると、息子の「あれ見て!」に応えることができなかったので、今回は親子で一緒に景色を楽しめたのがとても良かったです。

雨の日など運転したくないけれど出かけなくてはならないときなどは、しまバスを利用するのが便利だなと感じました。

奄美市名瀬などの中心地は駐車場が無かったり、コインパーキングを利用しないといけなかったりする場所も多いので、しまバスを活用できると行動範囲が広がりそうです。

奄美は細い道や一方通行の道も多いので、道に慣れていない転入してきたばかりの方や旅行者の方にもバスはおすすめです。ゆっくりと奄美の景色を満喫できますよ。

2020年2月16日よりしまバスの公式ウェブサイトがリニューアルし、スマートフォンからも閲覧可能に!バス乗換案内バス時刻表バス路線一覧も簡単に探せるようになりました。

また、以前は購入場所が限定されていた「バス乗り放題券(1日フリーパス)」が2020年3月2日よりスマホアプリ「バスもり!(iPhone、android対応可)」で購入できるようになり、ますます便利になっています。

「バス乗り放題券」がネット(バスもり!)で購入できるようになりました。 | 株式会社しまバス

ぜひ皆さんもしまバスでお出かけしてみてくださいね!

 

しまバス公式ウェブサイト はこちらから

 

【問い合わせ先】

株式会社しまバス
 所在地:〒894-0021 奄美市名瀬伊津部町9-23
 電話番号:0997-52-0509

しまバス 港町待合所
 所在地:〒894-0026 奄美市名瀬港町4-16
 電話番号:0997-52-0616
※2020年4月1日から無人の待合所となるため、問合せ先はしまバス本社となります

(2024年3月更新)

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nanarl

奄美の自然に魅了され、野鳥好き外国人夫と息子の3人家族で神奈川県からIターン。まだ移住してきたばかりなので、シマを色々と探索中。 8歳の好奇心旺盛な息子が、伸び伸びと育っていける環境の良さも奄美の魅力。子どと一緒に楽しめるスポットやお店情報などをお伝えしていきたいと思います。

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