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パパママコラム ときどきケンムン

地域ぐるみで子育て応援!アットホームな子育てサロン「てぃだっこ」

執筆:sunママ (まーじんママライター)

はじめての子育てや引っ越してきたばかりのときは、子どもとどこに遊びに行けばいいのか、お友だちができるのか、よくわからないこともあるでしょう。

私も島外から引っ越してきたので、島で暮らし始めた当時はそうでした。自分で調べて、子どもを連れていろいろなサークルに遊びに行きました。

奄美市には、子育てサークルや支援グループがいくつかあります。

その中の1つ、私も以前お世話になっていた、子育てサロン「てぃだっこ」をご紹介します。

てぃだっこへの行き方は?

てぃだっこは、奄美市老人福祉会館で開催されています。
奄美市老人福祉会館の住所は「名瀬大字金久(かねく)2349番地」。

これだけでは、車のナビがあっても少々わかりづらいと思いますので、道順をご紹介します。

市街地方面からは国道79号線(名瀬瀬戸内線)を大浜海浜公園方面に道なりに進みます。ホテルビッグマリンのある交差点を、ホテルビッグマリンを右手に見て左折。

50mほど直進すると、下の写真にある「奄美市老人福祉会館」の看板が見えます。

朝仁(あさに)トンネルの手前ですので、朝仁トンネルを大浜方面に通り抜けてしまったら、行き過ぎです。

看板が見えたら右折し、看板の横の坂を上がって行きます。しばらく進むと見えてくる、コンクリート3階建ての建物が奄美市老人福祉会館です。

受付の奥の階段を上った2階で開催しています。

入口を入って右に曲がり直進すると、一番奥にエレベーターもあるので、ベビーカーに子どもを乗せたままでも楽に2階へ上がることができます。少し奥まっていてわかりづらいので、迷った時には受付に声をかけてくださいね。親切に教えていただけます。

「てぃだっこ」とは

てぃだっこは、平成15年から始まった子育てサロンです。
地域女性連絡協議会に所属され、民生委員もされている方が中心となって発足しました。
現在のてぃだっこは奄美市社会福祉協議会のサポートを得て運営されています。

毎月第3水曜日に開催。時間は午前10時から11時30分です。参加年齢は0~6歳の未就学児。参加費は1家族200円。

活動終了後も12時まではお部屋を解放しているので、ゆっくりと過ごすことができます。

毎回、社会福祉協議会のスタッフさん3人のほか、地域女性連絡協議会の方がボランティアでお手伝いにいらっしゃるときもあります。

代表は社会福祉協議会地域福祉課、山田隆之(たかゆき)さん、てぃだっこ担当は同じ課の師玉亜香里(しだまあかり)さんです。

雰囲気や活動内容は?

てぃだっこはとても和やかでのびのびと遊べる雰囲気でした。私が取材にうかがった日も、受付を済ませるとすぐに子どもたちが畳の上を走り回っていました。

スタッフの皆さんも、ニコニコ笑顔で迎えてくれます。

活動の様子は、スタッフの方が写真に撮っていてくれて、社会福祉協議会のブログFacebookにアップされているので、活動の様子を知りたい方は、ぜひご覧ください。

活動内容は、うたあそび、季節の製作、季節のイベント遊びなどです。活動の最後にはおやつタイムがあります。

参考に、2019年度の年間活動予定表を紹介します。

  • 4月17日 手形とり(開催済み)
  • 5月15日 ミキ・ふなやき作り、製作(開催済み)
  • 6月19日 さつまいも植え(開催済み)
  • 7月17日 七夕、すももジャム作り(開催済み)
  • 8月14日 夏まつり(開催済み)
  • 9月18日 遠足(開催済み)
  • 10月16日 運動会(開催済み)
  • 11月20日 いも収穫&いものおやつ作り(開催済み)
  • 12月18日 クリスマス会(開催済み)
  • 1月15日 ナリモチ作り(開催済み)
  • 2月19日 たんかんジュース作り、もちつき
  • 3月20日 工作(貝がら、シーグラス)

潜入!「てぃだっこ」運動会!

2階に上がると、万国旗が飾られて楽しそうな雰囲気!

運動会の準備万端で、スタッフの方々が笑顔で迎えてくれました。

まずは受付をしましょう

お部屋の入口で参加費を払って、名前を書いて受付を済ませたら、ガムテープに名前を書いてくれるので、お子さまのおなかや背中に貼りましょう。荷物はカゴに入れてお部屋の端へ。事前予約は必要ないので、思い立っての当日参加も大丈夫です。

活動が始まるまでは自由に動き回っていて大丈夫。場所に慣れるのに時間の必要なお子さまは、少し早めに行って、お部屋で自由に遊ばせるものいいですね。

 

まずは自己紹介とウォーミングアップ

だいたいの参加者がそろったところで活動スタートです!

代表の山田さんの司会で進行していきます。

まずは自己紹介から。端の参加者から、順番に簡単な自己紹介をしていきます。

自己紹介の後は、準備体操!
「むすんでひらいて」と「てをたたきましょう」の2曲で体を動かします。

お母さんたちも一緒に手遊び。子どもたちもとっても楽しそうです。

さて、体がほぐれたところで、運動会スタートです!!

まずはかけっこ。各月齢ごとに分かれて走ります。

「いちについて…よーいドン!!」の掛け声で一斉に走り出す!かと思いきや…まだまだ小さい0~3歳未満の子どもたち。

お母さんの姿を後追いする子もいれば、コース外に歩く子、スタート地点にたたずむ子…。みんなそれぞれの個性が光っていて、見ていて可愛らしい場面ばかりでした。

3歳以上の子どもたちはさすがです。しっかりとコースを走って、ゴールしていました!

かけっこの後はボーリング!だったのですが、この日はやる気の子が少なく…。そんなときでも大丈夫です。山田さんの臨機応変な対応で、子どもたちの気持ちを盛り上げながら、

プログラム3番のパンくい競争へ!

2歳くらいまでの子どもたちは手で、3歳の子どもたちになると、ちゃんと口で取ろうと頑張っていました。全員がメロンパンを取ることができました!

 

次は、トンネルくぐりです。

無事トンネルをくぐって、その先にあるプレゼントをもらえるのでしょうか!?

まだまだハイハイの月齢の子どもたちの中には、泣いてしまってトンネルをくぐろうとしない子もいましたが、ほとんどの子は、無事通過してプレゼントをもらっていました。中身はおいしいおやつです。

最後の種目はくす玉わりです。
出てきたのは手作りのくす玉!

 

みんなでボールを投げて、くす玉の底を割ります。

最後はお母さんたちも参加!
みんなの力を合わせて、無事、くす玉が割れました~!

「わー!」「きゃー!」「えぃ!!」と、掛け声や笑い声の絶えない、楽しい時間。

最後のお片付けまで、大人も子どももみんなで参加の、にぎやかな運動会でした。

おやつ時間におしゃべりタイム

元気に活動した後は、クールダウンのおやつタイム。

おじゃましたこの日は、パンくい競争で獲得したメロンパンと、トンネルくぐりでもらったお菓子がおやつでした。お茶はスタッフの方が準備してくださっていました。

お母さんたちは、子どもにおやつを食べさせながら、おしゃべりタイム。

「今度、こんなイベントがあるよ。」「次の予防接種は…。」「もうすぐ検診だね。」と、いろいろなお話や情報交換ができるので、お母さんたちの大切な時間でもありますね。

参加者の声を聞いてみました!

おやつタイムに、運動会に参加した方に感想を聞いてみました。

「子育てサイトで調べて来ました。山田さんの司会進行トークが面白いので、これからもスケジュールが合えば参加したいです。他にもだっこちゃんやサークルたんぽぽ、のびのびっこなどにも行っています。」(9ヶ月男の子のママ)

「他の子育てサロンでてぃだっこのことを聞いて、来てみることにしました。大人のバレーサークルで知り合ったお友だちと一緒にきています。とても楽しいです。」(3歳男の子)

「毎月来ています。奄美は室内で遊ぶところが少ないので、12時まで解放しているてぃだっこは助かります。子どもはここが一番のびのびと遊んでいます。」(2歳男の子)

皆さんてぃだっこを利用して、ゆったりと個々のペースで楽しんでいました。お母さんたちの交流もでき、悩みの共有や相談もできるようです。

転勤で奄美に来られかたや、最近では地元の子育てママの利用も増えてきているそうです。

平日お休みのパパは少ないかもしれませんが、パパの参加も大歓迎!とのことです。

毎月来たい!と思わせる、山田さんのトークを是非1度、聞きに行ってみてはいかがでしょうか。

施設のトイレ、設備など

てぃだっこが開催されている奄美市老人福祉会館のトイレや設備はどうなっているのか。小さい子どもを連れて行くときには、気になるところですね。

私は奄美に引っ越してきた当初、和式トイレしかないところがあり、大変だった覚えがあります。

老人福祉会館のトイレは、会場と同じ2階フロアにあります。

男女とも、洋式トイレがありました。

おむつ台や授乳室といった決められたスペースはないのですが、スタッフの方は「おむつ替えはその場でもいいですし、空いているお部屋はたくさんあるので、自由に使って下さっていいですよ」とおっしゃっていました。人目が気になる授乳などは、スタッフの方に声をかければ別室でゆったりとおこなうことができます。

1階の事務所には給湯室があるので、スタッフの方にお願いして、お湯をいただくことも可能です。

毎月第3水曜日は「てぃだっこ」へ

新しい土地、初めての育児で頑張っている方々へ。

子育てサロン「てぃだっこ」へ行ってみましょう。

社会福祉協議会の全面サポートを受け、優しく明るい職員の方々と地域女性連絡協議会のボランティアの方々が出迎えてくれます。毎月季節のイベントや製作、歌遊びなどの楽しい企画満載です。同じくらいの月齢のお友だちやママ同士の交流もできます。

平日お休みが取れた!というパパも大歓迎ですので、一度行ってみてはどうでしょうか。子どもの楽しそうな笑顔を、たくさん目にすることができますよ。

今回うかがった運動会も、和やかな雰囲気の中、子どもたちがのびのびと活動していて楽しそうでした。参加した皆さんも、「同じくらいの子と遊ばせられるので、できれば毎月きてます。」「とても楽しかった。次の月も来たい。」「奄美は室内で遊ぶところが少ないが、ここは一番、子どもがのびのび遊んでいます。」など、それぞれのペースで利用し、子どもたちはとても楽しんでいました。

まだ行ったことがない、どこに行けば遊べるの?と思っている方々は、是非、「てぃだっこ」へ遊びに行ってみましょう!

【基本情報】

子育てサロン「てぃだっこ」

【問い合わせ先】奄美市社会福祉協議会
【所在地】〒894-0036 奄美市名瀬長浜町5番6号
【TEL】0997-52-7601
【HP】http://amamishakyo.org/ ※開催についてはこちらをご覧ください

奄美市老人福祉会館

【所在地】894-0036 奄美市名瀬大字金久2349番地
【TEL】0997-52-9386

(2023年11月更新)

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sunママ

「自然いっぱいの島で子育てをしたい!」そう思って、家族4人で千葉県から奄美大島にIターンして早7年。奄美のあたたかい人たちに支えられて、楽しい日々を過ごしています。 今では10歳、7歳、5歳の母となり、学校行事や地域行事、子どもたちの習い事にイベント参加…と充実の日々。今は少しずつ、おうちでできるライターのお仕事にも挑戦中です。

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